ARMSと進撃の巨人
進撃の巨人とARMSが似てると感じた。
目次
映画も漫画も人気作品には共通点がある 神話の法則
ARMSという漫画をご存知でしょうか?
たぶんここのページに辿り着いたということは、「ARMS 進撃の巨人」関連のキーワードでググったと思うので、知ってる方が大半かと思います。
念のためカンタンにARMSを説明すると、
- 不思議の国のアリス
- 炭素生命(人間)と珪素生命(ARMS)を融合された主人公
- 巨大組織(エグリゴリ)に立ち向かう旅へと出る
- 様々な困難に打ち勝ち敵が見方と
- 窮地に追い込まれたところでメンターが現れる
- ARMSになる(スゴく強い)
- エグリゴリに勝利し平和な日々を手に入れる
ざっくりとこんな感じ。
読んだこと無い方は是非読んでみて下さい。面白い漫画です、ARMS。
ARMSと似ている要素がある進撃の巨人
気になったので調べたました。
ググったところ、作者の諫山創氏曰く
「影響を受けた漫画はARMS」
やっぱり作品の中で作者の意思が反映し、読み手へと伝わるものだと思います。
しかし、ここで「そうなんだったんだー」で終わらせてはいけませんな。
「なぜだ?」
考察していくことにします。
考察
個人的な考察なので読み流して下さい。
批判とかしないでください。へこみます。
「こういう風に捉えるヤツもいるんだ」と心の中に留めておいて下さい。
進撃の巨人についてはネタバレしにくいような表現にしますが、ネタバレが嫌な方は読まないようにしてください。
知らぬ間に強大なチカラが埋め込まれている
ARMSの場合、コアと呼ばれる珪素生命の核が埋め込まれてしまい、ARMSの力を使えるようになっています。
進撃の巨人の場合、今のところどのようにして巨人になるかはまだ明かされていませんが、巨人になれています。
共に人間の身体を内部に取り込んだような描写が印象的な共通点として捉えられます。
その力を成長・進化していくことで操れるようになる
戦いながら仲間と難関を共に乗り越えていくことで、人間として成長していきます。
成長するためにはメンターが度々登場し、様々な障害を乗り越えるために助言したり方法を実際に示してくれたりします。
同じチカラの敵
ARMSの敵はARMS。
巨人の敵は巨人。
同じチカラを持った者同士が、それぞれの目的・意思の為に戦いを繰り広げていきます。
仲間と敵
まさに、昨日の敵は今日の友。
敵もそれぞれ意思があり、必ずしもその属している組織や何かに対して従順ではありません。
本来は敵としている対象が同じでありながら、その状況では戦わなければならない。
そして、勝負の後分かち合う部分が大きく重なりあうことを認識し、仲間となる。
しかし、逆もまた然り。
仲間として同じ志の中、過酷な状況を何度もくぐり抜けてきたにもかかわらず、その志の中の使命は別にあった。
敵として存在しなければならなかった。
似ていたARMSと進撃の巨人
結論、似ている。
ARMSは、童話的要素・科学的要素・精神的要素が強い為、
ここに拒否反応を示す人も多く、一般受けしにくかったのでしょう。
進撃の巨人は、謎・布石の仕掛け・巨人という大きさがチカラの差、
など思考の偏りに影響を受けにくい要素から構成されているため、
国内・海外共に物凄い人気になっている要因でしょう。
人の心を動かす物語の構成は決まっている
それぞれ具体的な部分に対して共通点を抽象化していきましたが、
そもそも物語は全て同じ構成要素の組み合わせであることは有名な話しです。
冒頭にも書きましたが、やはり神話の法則に当てはめることができます。
神話の法則についてはまた別の記事で書いていこうと。