リーダーとは?ヨルムンガンドのココから学ぼう
毅然とした態度で接しつつ、メンバーへの具体的な理解や指示を踏まえられるか んふーふぅ(ココ)
目次
仲間を大事にするのは当たり前 それは自分の立場等顧みず、上司・リーダーとして学ぶべき奴らはごまんと居る
なんだかマンガ・アニメネタが多いんですが、それだけ視点を変えれば学べるということです。
何事も受け取り次第で物事は変わるんです。
今回はヨルムンガンド(jormungand)のココ・ヘクマティアルから学びましょう
肌も髪も真っ白で神秘的なキャラクターのココ・ヘクマティアル。
銀髪で純粋、でも戦闘能力はずば抜けてるヨナ(ジョナサンマル)。
ココがヨナに事ある毎にベタベタしててその姿がなんともいえない可愛らしさがある。
どうしてヨルムンガンドが世間的に評価されなかったかがいまいち理解できないが、それだけ捉え方によっては素晴らしいマンガ・アニメであることは間違いないでしょう。
ココから何を学ぶ?
一言で言えば、「全てを学べ」なんです。
まーなんとも抽象的な表現になってしまっているのは重々承知です。
では、ここから少しづつココ・ヘクマティアルを解剖していきましょう。
ココ・ヘクマティアルから学ぶ リーダーシップ
「リーダーシップ」とかでよく取りだたされることがあるのは「指揮者」でしょう。
様々な楽器を操るプロフェッショナル集団をひとつの楽曲を全体で表現するために束ねる。
楽曲を深く理解するために楽譜を読み込み、作曲家の意図を汲み取りながら自らの指揮者としての色を交えながら、時代や空気感、その瞬間を踏まえて相応しい表現は何かと方向性を大きく示しながらも、各楽器のプロフェッショナルと対等にそれぞれの分野でディスカッションしながらまとめ上げることができる。
小澤征爾、チェリビダッケ、カラヤンなどが有名ですね。
彼らはそれらを踏まえていることが物凄い素質と計り知れない努力があるからなのでしょう。
そして、ココ・ヘクマティアルです。
ココの私兵達はそれぞれ得意な分野があります。
細かく説明するのはまた別の機会として、代表的なキャラクター(登場人物)をあげてみましょう。
ヨルムンガンドの際立ったキャラクター
ヨナ(ジョナサンマル)
元山岳少年兵。心優しき少年で、両親を武力によって亡くしたことから武器に対して否定的であるも、山岳兵として生きてきたが故に武器を使わざるを得ない自分の立場を常に考えながら戦闘をしている。
気配や殺気など感覚的に非常に優れているので、奇襲などをいち早く察知しながら、銃器の扱いに優れている。
レーム
元デルタフォース。マシンガンなどの銃の腕は私兵随一で、ココのPMC社長でもある。
中距離狙撃は長距離狙撃手のルツよりも優れいている。
ルツ
元警察のスナイパー。長距離狙撃手で1000m(1km)先の銃を吹き飛ばす凄腕スナイパー。
バルメ(ソフィアバルメー)
元FRDF。白兵戦、ナイフ戦闘を得意とする。ココのことが大好き。でもどうやらアール(R)と付き合ってたような事を、アールが亡くなった後ココがチラッと話している。
まずは役割・得意分野が立っているキャラクターを列記してみました。
得意な分野を有する仲間を、状況に応じてそれぞれ最適に瞬時に役割を的確に支持する。
その判断はいかに事象に対して抽象化して具体化して現実レベルに落とし込みながら対処できるかという、リーダーにとって欠かせない能力であり、その結果を見据えて全ての責任を取るという姿勢にほかならない。
日本の企業で役職というアダ名の名の下、上と位置される人々がどれだけこのような能力を有しつつ行動出来ているだろうか?
答えは限りなくゼロに近いということが、あなたも感じてもらえただろう。
自分を第一視し、被害が及ばないよう立ち振る舞う。
そして、事態が悪化した時には一目散に逃げる事だけに長ける人種のことである。
ココは違う。全責任を見据えながらも具体的な事ができる。
ここまで読んで頂けたのなら、「アニメだろ」なんていう感じにはならないと思いますが、されどアニメなので悪しからず。
そう、リーダーは大きな方向性を示すと同時に具体的な事はしてはらならない。なぜなら、してしまうことでそのグループ・組織・コミュニティはブレやすくなる。
毅然とした態度で、自身に満ちながら的確な指示をする。
そして、もっとも重要な事が「具体的な理解をしながら」ということに尽きる。
無責任なヤツが上にたつと、
「その分野はあなた」と括りだす。そして、そこで何か失敗とされる事が起きた場合は、
「私は知りません、専門外なので。」と自己保身だけに全てをかけだし、その状況をどうにかして切り抜けようとする。
しかし、ココはある程度の理解をしながら各分野のプロフェッショナルを立てつつ、本質的な問題を課題化し解決する。(アニメなので解決してしまうということはさておき)
そこに大きく魅力を感じてしまうのが、ヨルムンガンド。
長くなりすぎるので、またそれぞれの詳細は書くとしても、ココの優れた能力・思考・指揮能力は、現実世界で生きる我々に教えを説いていると感じるのは私だけか。
この世は弱肉強食。ゆるくなっている数十年間の日本。いつ当たり前の戦いが起こる、生物としての当たり前が目の前の現実として現れるか分からない。
だからこそ、戦いという意味でも、ヨルムンガンド、ココから学び倒すことができる。